垂れてしまった胸を戻すためには筋トレが効果的って本当?
だれでも、美しい胸をキープしたいけれど、加齢による老化から胸が垂れてしまうものです。
ほかにも産後に胸が垂れてしまったり、ほかの原因で胸が垂れてしまったことに悩む女性は少なくありません。
でも、一度垂れてしまった胸はもとにもどすことはできないとあきらめている女性が多いようです。
これは本当でしょうか?
実は筋トレによって垂れてしまった胸を戻すことができるといいます。
そこで今回は、気になる垂れてしまった胸を戻すための筋トレについてご紹介していこうと思います。
ぜひ、参考になさってください。
目次
どうして胸が垂れてしまったのか?
垂れてしまった胸をもとに戻す筋トレの方法をご紹介する前に、なぜ胸が垂れてしまうのか、その原因からお話していきましょう。
女性の胸の構造を考えてみましょう。
胸の部分には肋骨があり、肋骨のうえに大胸筋があります。
その上に、胸がのっているということになります。
胸はそのほとんどが乳腺と脂肪で出来ていて、その表面が皮膚で覆われている形です。
乳腺の量が多い人は胸が大きい都いうことになります。
この乳腺と大胸筋をつないでいるのはクーパー靭帯と言われるものです。
クーパー靭帯は、胸の重みで伸びてしまったり、動いたり揺れたりしたときに切れてしまうこともあります。
これが胸が垂れてしまう原因の一つとなっています。
他の原因としては、胸を覆っている皮膚がたるんでしまうということも考えられます。
胸が大きい人ほどそこにある脂肪の量も多いいのです。
ですから、胸が大きいとその重みで引っ張られて垂れてしまいやすいのです。
つまり、胸が垂れる原因として考えられるのは
1.クーパー靭帯が伸びたり切れたりする
2.胸を覆う皮膚がたるむ
3.胸が大きいことでクーパー靭帯が伸びる
4.胸の土台となる筋肉が衰える
ということがわかります。
垂れた胸をもとにもどすのに筋トレは効果があるの?
では、本当の垂れた胸をもとに戻すために筋トレは効果があるのでしょうか?
胸は年齢と共にホルモンバランスが変わることで、乳腺と脂肪の割合も変化します。
それが胸が垂れたり、脇に流れることにつながります。
女性の胸が張りを持っているのは女性ホルモンとの関係が深いです。
ですから、筋トレをすることで体温を上げて、血流を良くすると女性ホルモンの分泌が盛んになります。
すると、胸に張りを持たせることができて、垂れてしまった胸をもとに戻すことができるのです。
また、大胸筋は筋肉ですから、この大胸筋を筋トレによって鍛えることで胸を支えることができます。
つまり、筋トレを行うことでバストアップが期待できるだけでなく、胸自体もキレイにすることもできるのです。
どのような筋トレが垂れた胸をもとに戻すの?
それでは、実際にどのような筋トレをおこなえばいいのでしょうか?
1.膝つき腕立て伏せ
女性にとって普通に腕立て伏せをするのは難しいものです。
けれども膝をついた状態で腕立て伏せをするので女性にも負担が少なくなります。
まず、肩幅よりやや広めに手を開いたら、膝をついて足をクロスさせましょう。
つぎに二の腕が床と平行になるまでゆっくりと3秒間かけて肘を曲げていきます。
そして、逆に三秒かけて体をもとに戻します。
肘が伸びきる寸前まできたら、もう一度ゆっくりと3秒かけて肘を曲げます。
これを10回ほど繰り返し行って1セット、1日に3セット行いましょう。
これを行うことで大胸筋をきたえることができるので垂れて下がってしまった胸をもとに戻すことができます。
また、二の腕を引き締める効果もあるので頑張って行いましょう。
2.合掌のポーズ
もうひとつ簡単な筋トレをご紹介しておきましょう。
まずは、姿勢を正して胸の前で手のひらを合わせます
つぎに呼吸をしながら手のひらを15秒ほど押し合います。
これを5回1セットで1日に3セットほど行いましょう。
この合掌のポーズはどこでも簡単にできるのでテレビを見ながらでもやってみましょう。
合掌のポーズは、胸のたれの改善だけでなくハリのある胸にしてくれるので、ぜひ行ってみてください。
垂れてしまった胸を戻すためには筋トレが効果的なのかについてのまとめ
いかがでしたか?
今回は、垂れてしまった胸を戻すために筋トレが効果があるのかをお話してきました。
もともと、胸が垂れてしまう原因は、胸の筋肉が衰えることやクーパー靭帯が損傷することが原因です。
ですから、胸の筋肉を鍛えることで垂れてしまった胸を少しでももとに戻すことができるのです。
今回は、2つの筋トレをご紹介しました。
どちらも難しい物ではありませんし、1日に3セットずつなのであまり大変ではないと思います。
これを日課にして、少しでもハリのある胸を取り戻せるように頑張ってみませんか?
もちろん、ほかにもバストアップに効果のある食材を取り入れたり、正しいブラジャーを選ぶなどの方法もいっしょに行うとより効果的だと思います。