ジョギングをすると胸が痩せるって本当?胸を減らさない方法は?
健康のために、ダイエットのために、ジョギングをする人が増えてきています。
街中をジョギングする女性は、すらっとしていてスタイル抜群だから憧れるという方も少なくありません。
自分もジョギングを始めよう!と思う方もいるでしょう。
でも、「ジョギングをすると胸が痩せる」という話を耳にしたことはありませんか?
せっかく理想のボディラインを手に入れるためにジョギングするのに、胸が痩せてしまっては意味がありません。
今回は、そんな気になるジョギングをすると胸が痩せることについて、また、改善方法をご紹介していこうと思います。
ぜひ、参考になさってください。
目次
ジョギングで胸が痩せてしまうって本当?
ジョギングをすると胸が痩せてしまうとか、胸が垂れてしまうという話を耳にしたことがある方は多いでしょう。
これは本当なのでしょうか?
ジョギングをすることで絶対に胸が痩せてしまうということではありません。
けれども、スポーツ用のブラジャーを着用したりという心がけを忘れてしまうとジョギングで胸が痩せてしまうことがあるのです。
ジョギングで胸が痩せる理由は?
では、どうしてジョギングをすると胸が痩せるといわれているのでしょうか?
いくつかの理由がありますので、ご紹介していきましょう。
1.クーパー靭帯が伸びたり、切れたりする
胸は乳腺と脂肪で出来ているのですが、9割が脂肪になります。
乳腺と脂肪で作られている胸は、大胸筋という筋肉のうえにあります。
そして、乳腺と大胸筋をつないでいるのがクーパー靭帯といわれる靭帯です。
クーパー靭帯が胸を釣り上げているので、胸はその形をたもつことができたり、ハリを持たせて垂れないようになっています。
このクーパー靭帯は、コラーゲンの繊維束からできていて、胸全体に張り巡らされています。
ですから、ジョギングなどをして胸が揺れるとクーパー靭帯は伸縮します。
もともとゴムのような性質があるので、伸縮を繰りかえすことで伸びきってしまったり、切れてしまうこともあります。
伸びきってしまったり、切れてしまったクーパー靭帯はもとに戻すことができません。
ジョギングは、足に地面がつくときに衝撃があるので、クーパー靭帯が伸縮します。
これが繰り返されることでダメージが作席されてクーパー靭帯は本来の役割ができずに胸が垂れてしまうのです。
2.胸の脂肪が燃焼する
ジョギングは、有酸素運動なので脂肪を落したくて行う人も多いでしょう。
有酸素運動は体脂肪を落とす効果があることで知られています。
有酸素運動は、ジョギングだけでなく水泳やエアロビクスなどがあり、軽度や中程度の負荷がかかる運動で脂肪燃焼の効果は高いといわれています。
胸にかかる振動や胸の揺れが影響を与えます。
胸は上下に揺れることで胸の脂肪は燃焼しやすくなります。
胸が振動することで運動中の方が脂肪燃焼がすすむので、胸が痩せてしまうのです。
ジョギングで胸を痩せさせないようにするには?
では、ジョギングをしても胸を痩せさせないようにするにはどのようなことをすればいいのでしょうか?
1.スポーツブラを着用する
ご紹介したようにジョギングをする時には、胸が揺れるので脂肪が落ちてしまうからです。
また、クーパー靭帯が伸縮することも原因のひとつです。
そこで、スポーツブラをしっかりと着用しましょう。
普段つけているブラジャーは血行の妨げになってしまったり、きつすぎてしまいます。
ジョギング中に着用するスポーツブラは、しっかりと固定するできるものにしましょう。
スポーツブラを購入するときには、試着をしてつけた状態で軽くジャンプしてみるといいでしょう。
2.大胸筋をきたえる
大胸筋は、ご紹介したように胸の土台となっています。
これをトレーニングして鍛えることで胸全体を底上げすることができます。
つまり、バストアップ効果があるのです。
大胸筋がきたえられるとクーパー靭帯の働きも強化されるために胸が垂れるのを防ぐこともできます。
筋肉量を増やして胸の脂肪が減るのを押さえて、綺麗な胸をたもつことができるのです。
ジョギングをすると胸が痩せる理由や胸を減らさない方法についてのまとめ
いかがでしたか?
今回は、どうしてジョギングをすることとで胸が痩せるのか、また、胸を減らさないでジョギングをする方法などをご紹介してまいりました。
せっかく理想のボディラインを手に入れたいと考えてジョギングをするのに、胸が痩せてしまっては意味がありません。
ですから、ジョギングなどの運動をする際には、しっかりとスポーツブラを着用したり、大胸筋もいっしょに鍛えることが大切になります。
今回ご紹介したようにスポーツブラはしっかりと胸をホールドして揺れないようにできるものを試着して選びましょう。
ジョギングは健康にも美容にもさまざまな効果がありますので、あきらめずに正しい方法で取り入れていくとよいでしょう。